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ドリップアシスト

よくお客様に「美味しく淹れるにはどうしたらいいの?」とか「マスターのような味に出来ない。どうすればいいの?」と聞かれます。ムラシや注ぎ方など色々話しますが、実際、道具も違えば、水も違う。お湯の温度も違えば、注ぐタイミングも違う。同じになるわけはない。そこでお勧めの商品があります。

ハンドドリップで安定を求める方へ「ドリップアシスト」

ハリオさんが、大変素晴らしいものを開発いたしました。それは「ドリップアシスト」です。ドリップの良さ、自由に抽出コントロールができるところを残しつつ、不安定になってしまう欠点を補う器具です。安定したドリップをしやすく、調整も可能。なんてすばらしい!!

ドリップアシスト (ハリオ)

試しに使ってみた

普段、ハンドドリップしている私だが、試しに使ってみた。今までお湯を細く、置くように静かに注ぐことを心掛けてきたが、これはたとえ、多くお湯を注ぎすぎても、下の穴を通るお湯が一定になるため、お湯がそのまま突き抜けることなく、安定したドリップができる。若干、落ちるスピードが速いです。

しかもご家庭の一般的なやかんでも大丈夫。この「ドリップアシスト」一つで、細口ポットと抽出技術を補ってくれる優れものです。

説明書は入っているが、私は使ってみて、より良い方法を紹介します。

使い方(当店おすすめ)

説明書では豆の量によって、使い方が違うようですが、私はお湯がそのままフィルタにかかってしまい、突き抜けてしまう場合がある気がしたので、私流の使い方の説明をします。一例として、粉30g、注ぐ量は450~500cc。出来上がりを450ccとします。(これは当店の3杯分です。)

①まず、珈琲粉とペーパーフィルタを用意し、その上にこの「ドリップアシスト」をセットする。 ※傾いていると適切な位置にお湯が行き渡らない場合があるので注意

ドリップアシストをセット

②始めは蒸らしをする。中心のポケット(名前は勝手につけました。)にお湯を50cc~70cc注ぎ20~30秒待つ。私が試したところ、その容量は満水で約25ccの様だ。目安として2回ぐらい満水にすればいい。ここまでは説明書通りです。

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最初は中心のポケットに2回満水にし、蒸らす。

③蒸らしが終わったら、中心のポケットに残りのお湯を注ぐ。この時、中心のポケットから少しオーバーフローさせたところで、止める。

少しだけオーバーフローさせることで、周りにかけすぎず、珈琲粉の土手を壊さずに抽出できる。

④ドリップアシストのお湯が半分以下(無くなってからすぐ注いでもOK)になったら、再び③の工程を繰り返す。

⑤抽出した珈琲が出来上がり量に達したら、ドリッパーを外して、出来上がり。

注いだお湯が残っていても、抽出の量になったら、ドリッパーを外す。

あれこれ考えなくても、お湯は適量で落ちていきます。ポイントとなるのは中心のポケットから少しだけオーバーフローさせること。珈琲粉にお湯が全体に行き渡り、コクのある味になります。最後に落ち切ったドリッパーを確認してください。コーヒーの粉の土手ができていれば、しっかりと抽出されています。※豆の量が少ない場合(20g程度)は、オーバーフローさせない方がいいと思います。 若干、薄さを感じる場合があるので、少し多めにします。ちなみに珈琲粉22~23g、出来上がり300ccで2杯分です。

少しわかりにくいですが、中心がへこみ、フィルタ付近の粉の土手が崩れていない。理想の形です。

初心者の方、必見

これから始めたい方、始めたいけど難しそうでなかなか始められなかった方。これまでは本格的に始めるには、最低でもドリッパー、サーバー(メモリがついていれば代用品でも可)、コーヒーフィルタ(ドリッパーによっては不要なものもあります)、細口ポットが必要でした。特に細口ポットは珈琲以外にも使えますが、買い替えるにはちょっと抵抗があり、また一般的なやかんでは上手に淹れられないということで、ハードルの高いものでした。しまっておくにも場所を取ります。

先にお話ししたように、この「ドリップアシスト」と、ドリッパー、サーバー、ペーパーフィルタだけで始められます。3,000円程度です。最近ではコロナの影響で、ご家庭で過ごす方も増え、時間にゆとりがある方で始めるには、安価で抽出を体験できます。ある程度安定した味が出せれば、毎回変わる味も、楽しみの一つではありますが、初めからできません。正直、せっかくなら美味しいコーヒーが飲みたいのが本音です。美味しく出せないと、楽しさに気づけないまま飽きてしまいます。これを機会におうちカフェを始めてみませんか?

事業者にもおすすめ

カフェや喫茶店は、誰でも簡単に安定した味を提供するために、高額な機械を導入しなければいけませんでした。確かに機械なら人件費は抑えられるメリットはあります。ですが、珈琲をハンドドリップでの抽出を演出することで、他店との差別化を図れます。極端ですが、新人アルバイトでもできるわけです。検討してみてはいかがでしょうか?

まとめ

珈琲抽出の一つのハンドドリップは「抽出のコントロール」「味のこだわり」という「自由」あるものの、反対に「安定」という「技術」が必要でした。それには何回も何回も繰り返し抽出して、体で覚えるしかなく、日常生活の中で経験を増やすことは非常に難しく、なかなか上達できません。まずはいつもおいしい珈琲を、自分で抽出することへのこだわりを持ってみてはいかがでしょうか?

★当店で取り扱っております

ドリップアシストセット 1,650円(税込)

ドリップアシスト、ドリッパー、ペーパーフィルタ40枚

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ドリップアシスト 一式

スターターキット 3,500円(税込)

ドリップアシストセット、コーヒーサーバー、珈琲豆(または挽豆)100g×2

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スタータキット(当店オリジナルセット)